今回もキャンプで使用するOB缶のガスボンベのカバーを作成しました。

「CAPTAIN STAG CS-250」の大きさを元に作成しています。

試作品を繰り返し作成していましたが、胴回りのサイズや上部側と胴回りの革を接続する縫う穴の位置を合わせるのが少々難しいかったです。

そのため、型紙の通り革を裁断しても、「縫う位置が合わない」「途中の工程でサイズが合わない」など発生する可能性がありますが、そういった場合は調整が可能なようにしています。

同様の大きさのOB缶であれば、使うことができます。

参考までにですが、20年愛用しているCAPTAIN STAGのガスランタンと組み合わせた画像です。

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PDFの型紙印刷時の注意点

    型紙をプリンタで印刷する際は「ページサイズ処理」で「実際のサイズ」を選択してください。
    「特大ページを縮小」を選択している場合、若干サイズが縮小されて印刷されてしまい、
    サイズが合わなくなりますので注意してください。

作成工程

1. プリンタで型紙を印刷します。

2. 印刷した型紙をカッターで切き抜きます。

3. 型紙を革に当て、目打ちで切り抜き線を付けます。

4. カッターで線に沿って切り抜きます。

切った革は「上部側×1枚」、「胴回り①×2枚」、「胴回り②×2枚」、「装飾用×2枚」になります。

5. 切った革の床面に仕上げ剤をヘラやプレススリッカーなどで全体的に軽く広げて塗ります。

6. 全体に塗り終わったら、プレススリッカーなどで力を加えながら床面を磨きます。

7. 切った革の側面をサンドペーパーなどで削ります。

8. 仕上げ剤を軽く塗り、余分な仕上げ剤はティッシュでふき取り、帆布やプレススリッカーなどで磨きます。

9. 上部側と胴回りの型紙に両面テープを貼り、切り出した革に貼ります。

10. 上部側の革に当てた型紙の黒点に目打ちで穴を開けます。この時しっかりと穴を開けてください。縫うときになかなか針が通らず苦戦することになります。

11. 胴回り①も同様に穴を開けます。

12. 型紙を外します。この時両面テープの跡が付いてしまっている場合は、ミンクオイルやレザーバームなどのオイルで磨いて跡を消します。

13.胴回り②の下側になる辺にディバイダーなどを2mm間隔にしてガイドラインを付けます。

14. ガイドラインに沿って菱目打ちで縫い穴を開けます。

15. 胴回り②の長い辺側にディバイダーなどで2mm間隔でガイドラインを付けます。

16. 胴回り②の床面にボンドをヘラで均一に塗り広げます。

17. 胴回り①の2枚の革の短い辺を合わせ、上から胴回り②を貼り付けます。

18. 床面側から目打ちで胴回り②に対しても、穴を開けます。

19. 胴回り①で開けた縫い穴に合わせて胴回り②に縫い穴を開けます。

20. 胴回り②のガイドラインに沿って菱目打ちで縫い穴を開けます。

21. テーブルポニーに挟んで平縫いします。


胴回り①②①という組み合わせになります。

22. 胴回り①②①の下側の菱目打ちで開けた縫い穴をテーブルポニーに挟んで平縫いします。

下のようになります。いったん胴回りはこのままにし、装飾用の革の作成に移ります。

23. 装飾用の長辺側にディバイダーを2mm間隔にして、ガイドラインを付けます。

24. 装飾用の型紙にカシメを付ける穴をハトメ抜きなどで穴を開けます。また、リボンを通す穴もハトメ抜きとカッターを使って開けます。

※型紙の穴の位置などは参考程度になっていますので、ご自分で使うカシメのサイズやリボンの幅等を考慮して穴を開けてください。

25. 型紙を装飾用の革に当て、ハトメ抜きをぐりぐりと押し当てて穴を開ける位置の目印を付けます。

リボンを通す穴もハトメ抜きや目打ちでガイドラインを付けます。

26. ハトメ抜き(2.5mm)を使ってカシメ小を付ける穴を開けます。

27. リボンを通す穴は両端をハトメ抜き(2.5mm)で穴を開け、あとはカッターで不要な部分を切ります。

28. ストライプリボンを適度な長さにカットし、ボンド(サイビノールなど)をヘラで均等に塗ります。

※リボンの長さの目安ですが、カシメ小の穴に少しかかる程度にします。

29. 装飾用の革に開けた穴にリボンを通し、リボンを貼り付けます。貼り付け後は圧着させるため、ローラーなどで押し付けます。完了したら、もう残りの装飾用の革も同様に作成します。

30. 次に胴回り①②①に装飾用の革をボンド(サイビノールなど)をヘラで均一に塗り、お好みの位置に貼ります。

31. 貼り付けたら、ローラーでぐりぐりと圧着させます。

残りの装飾用の革も貼り付けると以下のようになります。

32. 装飾用ののカシメを取り付ける穴にハトメ抜き(2.5mm)で、下の胴回りに対して穴を開けます。

※カシメは後の工程で付けるため、一旦開けたままにします。

33. 次に、装飾用の革の長辺側に菱目打ちで縫い穴を開けます。

※この時、リボンに当たらないように気を付けてください。当たってしまうとリボンがほつれてしまいますので注意してください。

34. 縫い穴を開けたら、テーブルポニーに挟んで平縫いをします。

35. 装飾用の革にカシメ小をはめ込み、打ち台と打ち棒を使って固定させます。

後は残りの胴回り②を付けて胴回りは完成になりますが、胴回り②を付ける位置に注意してください。

OB缶ピッタリに付けると、完成した時、カバーがきつくて付けにくい外しにくい原因になるため少し緩めにしておいた方が良いです。

一回外周に胴回り①②①をOB缶に当てて、残りの胴回り②を付ける位置を目打ちや銀ペンなどで目印を付けておくことをお勧めします。

36. 残っている胴回り①の長辺側にディバイダーを2mm間隔にしてガイドラインを付けます。

37. 胴回り①の端側にボンド(サイビノールなど)を塗ります。

38. 胴回り②を貼り付け、ガイドラインに沿って縫い穴を開けます。

39. テーブルポニーに挟んで平縫いします。

40. 反対側の面もボンドを付けて貼り付けます。

41. ディバイダーを2mm間隔にしてガイドラインを付けて、菱目打ちで縫い穴を開けます。

42. 平縫いを行い胴回りは完成になります。

43. 上部側の革で不要な部分をカッターでカットします。

44. 内側の円の部分をサンドペーパーで削ります。

※この部分は革の厚みで、蓋が閉まらないため、少し削ります。またランタンやストーブ等を装着した時、うまく閉まらなかった場合のことを考えると削っておいた方がよいと思います。

C

45. 仕上げ剤を塗りプレススリッカーで磨きます。

46. CS-250に上部側の革を当てながら、クロスで縫い合わせます。

47. 胴回りと上部側の革をつなぎ合わせますが、下の写真の位置の通り、互いの切った線に合わせます。

また、胴回り②は縫い穴を開けていないため、目打ちで穴を開けますが、上部側の穴の位置と同じ位置になるように穴を開けます。※上部側の穴の位置のすぐ下に穴を開けるイメージです。次の手順45の画像を参考にするとよいです。

48. クロスで縫い始めますが、縫始める位置は必ず写真と同じ位置にしてください。

試作品で縫い開始位置を切った革の位置より右側の位置から開始した時、位置ズレが起こり再度縫い直しすることになりました。そうならないようにするため、必ず縫い始めは写真の位置から始めてください。

49. 途中の胴回り②も同様に目打ちで縫い穴を開けます。

50. これで完成です。

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