女性用の腕時計のベルトを作成しました。サイズは幅14mm×尾錠12mmです。

革を2枚重ねて作成しています。内側のステッチにはヨーロッパ目打ちを使用しています。

なので真っ直ぐなステッチではなく少しギザギザな縫い合わせになています。

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PDFの型紙印刷時の注意点

    型紙をプリンタで印刷する際は「ページサイズ処理」で「実際のサイズ」を選択してください。
    「特大ページを縮小」を選択している場合、若干サイズが縮小されて印刷されてしまい、
    サイズが合わなくなりますので注意してください。

作成工程

1. 型紙をプリンタで印刷し、型紙を切り取る。
  ※プリンタが無い方は型紙の寸法を参考に目打ちでケガキ線を付けてください。

2. カッターを使って型紙を切り抜きます。

3. 型紙を革に当て、目打ちでケガキ線を付けます。

4. ケガキ線に沿って、カッターで革を切り出します。切り出した革はこちらになります。

5. 各革のヘリをやすりで削ります。※ヘリが特に気にならない方は省略しても可能です。

6. 削ったヘリの部分に仕上げ剤(トコノール)を塗り磨きます。

《12時側の革の作成》
1. 尾錠を固定する箇所を漉きます。ペラペラになるくらいまで漉きます。

※この漉く作業をすることにより、革を貼り合わせた時の厚みがほとんどなくなります。

2. 尾錠を通す穴をハトメ抜きとカッターを使い開けます。

3. ディバイダーを1.5mm間隔にし、『12時側の革』の外周にケガキ線を入れます。

4. 『装飾用の革』の外周にも1.5mmのケガキ線を入れます。

5. 『12時側の革』に『装飾用の革』をボンドで貼り付けます。

※この時『12時側の革』のケガキ線に被らないように貼り付けます。

6. 『装飾用の革』のケガキ線に沿って、菱目打ちで縫い穴を開けます。

7. テーブルポニーに革を挟み、縫い穴に沿ってロウビキ糸を縫います。

8. 『12時側の革』の銀面にボンドをヘラで均等に塗り、貼り合せます。

9. プレススリッカーやローラーを使い、ボンドが剥がれないように圧着させます。

10. 尾錠を固定させる箇所もボンドを塗り、プレススリッカーで圧着させます。

11. 『定革』の銀面に仕上げ剤を塗りプレススリッカーで磨きます。

※革の毛羽立ちを抑えるために行いますが、特に毛羽だっていなければ省略可能です。
型紙で定革の幅は50mmとしていますが、12時側の革の厚さなどにより、幅が大きすぎたり小さすぎたりしますので、調整しながら幅を決めてください。

12.革を二つに折り合わせ、目打ちで縫い穴を開けます。

13. 『定革』を『12時側の革』の尾錠を固定させる付近に通し、縫います。

14. 『12時側の革』に入れたケガキ線に沿って、菱目打ちで縫い穴を開けます。

15. テーブルポニーに革を挟んで、ロウビキ糸で縫います。

16. 尾錠をバネ棒外しで付け、遊革をはめ込みます。

これで12時側の革は完成になります。

《6時側の革の作成》
1. ディバイダーを1.5mm間隔にし、『6時側の革』の外周にケガキ線を入れます。

※剣先から尾錠の穴を開ける部分までは漉いた方が良いです。

2. 『装飾用の革』の外周にも1.5mmのケガキ線を入れます。

3. 『6時側の革』に『装飾用の革』をボンドで貼り付けます。

※この時『6時側の革』のケガキ線に被らないように貼り付けます。

4. 『装飾用の革』のケガキ線に沿って、菱目打ちで縫い穴を開けます。

5. テーブルポニーに革を挟み、縫い穴に沿ってロウビキ糸で縫います。

6. 『6時側の革』の銀面にボンドをヘラで均等に塗り、貼り合わせます。

7. プレススリッカーやローラーを使い、ボンドが剥がれないように圧着させます。

8. 『6時側の革』のケガキ線に沿って、菱目打ちで縫い穴を開けます。

9. テーブルポニーに革を挟み、縫い穴に沿ってロウビキ糸で縫います。

10. ハトメ抜きを使い、尾錠を通す穴を開けます。

※開ける穴の間隔は型紙を参考にしていただいて構いませんが、自分の手首のサイズを考慮して決めて下さい。

また、尾錠の穴のサイズも、尾錠によっては大きすぎたり、小さすぎる場合がありますので、適度なサイズのハトメ抜きで穴を開けてください。

 

《革の取り付け》

1. バネ棒外しで元々付いているベルトを外します。

2. 取り外し作業バネ棒を取り付けるベルトに入れて時計にはめ込みます。

これで完成になります。

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